やんばる探検隊Vol.2  (`・ω・´)ゞ

樹の幹をはうヤンバルマイマイ
樹の幹をはうヤンバルマイマイ

はいさい!

前川やいびん。

 

すっかり風が涼しくなって、秋先取りの名護岳・・・。

こんな日は、やんばる探検隊  (`・ω・´)ゞ 行きまーす!

 

最初に見つけたのは、ヤンバルマイマイ。

殻径は35mmほどで、日本在来のカタツムリでは最大とか。

RDB絶滅危惧Ⅱ類に分類されています。

ちなみに、この殻はナキオカヤドカリが再利用しているのをたまに見かけます。

 

沢に集まるリュウキュウハグロトンボ
沢に集まるリュウキュウハグロトンボ

沢コースへ行けば、やんばるの渓流環境を代表するトンボ「リュウキュウハグロトンボ」がいました。

体色が鮮やかなこちらの個体はオス。身体の緑色もさることながら、羽の青色がとても美しいです。トンボマニアの中では、「飛ぶ宝石」と称されるほど。

メスはもう少しモスグリーンというか茶色というか、地味目な感じです。

沢でオス2匹が追いかけっこしているところを観察していると、どこかからメスが1匹現れたとたん、オス2匹がメスを追いかける形で3匹とも山へと消えていきました。

秋を告げるマダラマツムシ
秋を告げるマダラマツムシ

森で耳を澄ますと「ジッ、ジッ・・」小さな鳴き声が聞こえてきます。

正体はこのマダラマツムシ。

あちこちの木を観察すると、小さいコオロギがたくさん見られます。

 

秋になると、数十匹の集団が見られるらしいです。

今日のところは一つの木に3,4匹くらいでした。

 

 

 

 

このほか、シジュウカラやメジロ、イソヒヨドリなども野鳥も沢コースで観察できました。

途中、2組のハイキング客に出会いましたが、みんな気軽に散歩がてらといったご様子でした。

1組は虫かごと虫アミを持っていましたね。

 

そろそろ、行楽シーズン。

皆さんもこの週末、やんばるの入口、名護岳へ足を延ばしてみませんか。

よく目をこらすとキノボリトカゲがじーっと見つめていることが・・・
よく目をこらすとキノボリトカゲがじーっと見つめていることが・・・

ちなみに、こんな風に

「じーーーーーーーーーーーーーーー」っと

見られていることがあるので、

ゴミのポイ捨ては

くれぐれもやめましょうねー。

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    せんとーまる (日曜日, 08 9月 2013 18:19)

    街ではまだまだ暑いけど、名護岳は涼しくなってるんですね~。
    いいですね、探検隊。シニアとか大人対象で、
    専門職員さんが名護岳のハイキングコースをガイドしてもらえるような
    イベントがあるとうれしいです。
    そういえば、友達のアパートの廊下にカマドウマににてるけど、ちょっと柄が違う虫が大発生してた!って去年きいたけど、
    マダラマツムシという名前だったんですね。勉強になりました。
    今年もそろそろ大発生のシーズンなのかな。
    それはマダラマツムシだよって教えてあげておきます(^‐^)