自主事業「美ら島自然の学び舎 ウミガメ特別編」報告

「美ら島自然の学び舎」は、一般財団沖縄美ら島財団の専門家及び一般の専門家を講師として招聘し、子どもたちがやんばるの自然を深く学習する事業です。

ウミガメ観察は今年が4年目になり、1・2年目はウミガメに遭遇できず、3年目は7月中旬に仔ガメの脱出(砂から出て海へ向かう行動)を観察し、4年目の今年は6月上旬に時期をずらして親ガメの産卵を観察することができました!!

 

野生のウミガメが一生懸命たくさんの卵を産み落とし、砂で穴を埋め、海に帰って行く姿は感動的でした。

ウミガメの息づかい、卵のにおい、穴を埋める際の荒々しくも繊細な行動の全てが、実際に観察したからこそわかる宝物です。

北部地域のウミガメ調査をしている嘉陽さんの指導を得ながら実施しました。

NHKの取材もあり、6月11日のお昼と夕方の県内ニュースで放送されました。

 

6月11日は沖縄美ら島財団が指定管理する「美ら島自然学校」にて、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの仔ガメも観察しました。

最後に、2日間の勉強と観察の成果を「ウミガメ新聞」にまとめ、発表しました。

 

ウミガメも沖縄で生活する一員で、自然を大切に思う気持ちが一層強くなった事業でした。

 

ジムチョー 高